Publications
著書
単著
- 『〈私〉のメタフィジックス』, 勁草書房, 1986.
- 『〈魂〉に対する態度』, 勁草書房, 1991.
- 『ウィトゲンシュタイン入門』, 筑摩書房, 1995.
- 『翔太と猫のインサイトの夏休み 哲学的諸問題へのいざない』, ナカニシヤ出版, 1995→文庫, 筑摩書房, 2007.
- 『〈子ども〉のための哲学』, 講談社, 1996.
- 『子どものための哲学対話――人間は遊ぶために生きている!』内田かずひろ絵, 講談社, 1997.→文庫, 2009.
- 『ルサンチマンの哲学』, 河出書房新社, 1997.→文庫2009.
- 『〈私〉の存在の比類なさ』, 勁草書房, 1998.→文庫, 講談社, 2010.
- 『これがニーチェだ』, 講談社, 1998.
- 『マンガは哲学する』, 講談社, 2000.→文庫, 講談社, 2004, 岩波書店, 2009.
- 『転校生とブラック・ジャック 独在性をめぐるセミナー』, 岩波書店, 2001→文庫, 2010.
- 『倫理とは何か 猫のアインジヒトの挑戦』, 筑摩書房, 2003→文庫, 2011.
- 『私・今・そして神 開闢の哲学』(講談社現代新書), 講談社, 2004.
- 『西田幾多郎 〈絶対無〉とは何か』, NHK出版, 2006.→角川ソフィア文庫, 2018.
- 『なぜ意識は実在しないのか(双書 哲学塾)』, 岩波書店, 2007.
- 『ウィトゲンシュタインの誤診 『青色本』を掘り崩す』, ナカニシヤ出版, 2012.
- 『哲学の密かな闘い』, ぷねうま舎, 2013.
- 『哲学の賑やかな呟き』, ぷねうま舎, 2013.
- 『哲おじさんと学くん』, 日本経済新聞出版社, 2014.→岩波現代文庫, 2021.
- 『存在と時間 哲学探究1』, 文藝春秋, 2016. 正誤表有り
- 『改訂版 なぜ意識は実在しないのか(岩波現代文庫)』, 岩波書店; 改訂版, 2016.
- 『世界の独在論的存在構造』, 春秋社, 2018.
- 『遺稿焼却問題──哲学日2014-2021』, ぷねうま舎, 2022.
- 『 独自成類的人間──哲学日2014-2021』, ぷねうま舎, 2022.
編著
- 『自己と他者―さまざまな自己との出会い(叢書《エチカ》3)』池上哲司・永井均 ・斎藤慶典・品川哲彦 編, 昭和堂, pp.90-109, 1994
- 『なぜ悪いことをしてはいけないのか(叢書 倫理学のフロンティア)』大庭健・安彦一恵・永井均 編, ナカニシヤ出版, 2000.
- 『事典哲学の木』永井均・中島義道・小林康夫・河本英夫・大沢真幸・山本ひろ子・中島隆博 編, 講談社, p.1060, 2002.
分担執筆・共著
- 「他者」, 『エロス――現代哲学の冒険4――』, 岩波書店, pp.207-264.1990.
- 「「べき」の生成論の立場から」, 日本倫理学会論集25『規範の基礎』, pp.119-132.慶応通信, 1990.
- 「よく生きることヤテ、そりゃナンボのもんや?」, 安彦一恵他編『道徳の理由―Why be moral? 』, 叢書《エチカ》第1巻, 昭和堂, pp.78-96.1992.
- 「新興宗教」, 川本隆史他編『マイクロ・エシックス』, 叢書《エチカ》第2巻, 昭和堂, pp.90-93.1993.
- 「独我論の問題」, 『ウィトゲンシュタイン読本』, 法政大学出版局, pp.206-221.1995.(新装版2011).
- 「独我論と他者」, 井上他『他者・関係・コミュニケーション(岩波講座現代社会学)』, pp.59-74.岩波書店, 1995.
- 「人称の秘密」, 『岩波新・哲学講義4「わたし」とは誰か』, 岩波書店, pp.95-118.1998.
- 「道徳はほんとうにあるのか」, 佐藤他編『モラル・アポリア 道徳のディレンマ(叢書 倫理学のフロンティア)』, ナカニシヤ出版, 1998.
- 「解釈学・系譜学・考古学」, 『岩波新・哲学講義8歴史と終末論』, 岩波書店, pp.214-217.1998.
- 『なぜ人を殺してはいけないのか?』永井均・小泉義之著, 河出書房新社, pp.7-15.1998→文庫, 2010.
- 「独我論」, 「私/自我」, 「語りえぬもの」, 「神秘的なもの」, 「魂に対する態度」, 野家啓一編『ウィトゲンシュタインの知88』, 新書館, pp.108-115, pp.160-161.1999.
- 「ニヒリズムとしての哲学」, 竹内他編『ニヒリズムからの出発(叢書 倫理学のフロンティア)』, pp.153-171.ナカニシヤ出版, 2001.
- 「哲学することの価値」, 『学問はおもしろい―“知の人生”へどう出発したか』, 講談社, pp.15-23.2001.
- 解説, 古東哲明『現代思想としてのギリシア哲学』, ちくま学芸文庫, 筑摩書房, 2005.
- 解説, 大澤真幸『恋愛の不可能性について』, ちくま学芸文庫, 筑摩書房, 2005.
- 「なぜ世界は存在するのか」, 『岩波講座哲学2形而上学の現在』, 岩波書店, 2008.
- 「主客再逆転の秘義」, 大澤真幸編『アキハバラ発 〈00年代〉への問い』, 岩波書店, 2008.
- 「科学的には解明できない〈私〉の存在」, 『学問のツバサ 13歳からの大学授業 桐光学園特別授業2』, 水曜社, 2009.
- 『〈私〉の哲学を哲学する』永井均・入不二基義・上野修・青山拓央, 講談社, 2010.
- 「馬鹿げたことは理にかなっている」, 『思想地図 vol.5(特集・社会の批評)』, NHK出版, 2010.
- 再録「自己という概念に含まれている矛盾」, 木村敏・野家啓一監修『「自己」と「他者」――臨床哲学の諸相』, 河合文化教育研究所, 2013.
- 解説, 中島義道『観念的生活』文春文庫, 文藝春秋, 2011.
- 再録「『ヘヴン』をめぐって」(改題), 『六つの星星 川上未映子対話集』, 文藝春秋, 2010→文庫, 2012.
- 再録「ニーチェと, ニーチェを超えた問い」, 『六つの星星 川上未映子対話集』, 文藝春秋, 2010→文庫, 2012.
- 「たまたまの孤独――ウィトゲンシュタインの「語りえぬ」問い」, 『ウィトゲンシュタイン――没後60年, ほんとうに哲学するために(KAWADE道の手帖)』, 河出書房新社, 2011.
- 「過去はどこに行っちゃったの?」, 野矢茂樹編『子どもの難問――哲学者の先生, 教えてください』, 中央公論新社, 2013
- 「神様っているのかなあ?」, 野矢茂樹編『子どもの難問――哲学者の先生, 教えてください』, 中央公論新社, 2013
- 再録「ヴィパッサナー瞑想を哲学する」, 香山リカ『マインドフルネス最前線』, サンガ, 2014.
- 「〈私〉が存在することの意味」, 『考える方法―中学生からの大学講義2』, 筑摩書房, 2015.
- 『〈仏教3.0〉を哲学する』, 藤田一照・永井均・山下良道, 春秋社, 2016.
- 「自分とは何か―存在の孤独な祝祭」, 日本大学文理学部編『知のスクランブル ─文理的思考の挑戦』 (ちくま新書 1239), 筑摩書房, 2017.
- 『〈私〉をめぐる対決――独在性を哲学する』, 永井均・森岡正博, 明石書店, 2022.
翻訳
- ホフスタッター/デネット『マインズ・アイ』, TBSブリタニカ[2、9章担当], 1984.
- T.ネーゲル『コウモリであるとはどのようなことか』, 勁草書房[全訳], 1989.
- R.ノジック『考えることを考える』, 青土社[5章1、2節担当], 1998.
- B.ストラウド『君はいま夢を見ていないとどうして言えるのか 哲学的懐疑論の意義』, 春秋社, [監訳], 2006.
- ジョン・エリス・マクタガート『時間の非実在性』 (講談社学術文庫) , 講談社[全訳及び解説], 2017.
学術論文
- 「エクリチュールの比喩」, 『哲學』vol.66, pp.27-54, 三田哲学会, 1977
- 「超越論的主観性と意義作用 : デリダのフッサール批判から」, 『哲學』vol.69, pp.23-42, 三田哲学会, 1979
- 「差異と実質」, 『科学哲学』, vol.12, pp.93-106, 日本科学哲学会, 1979
- 「利己主義(エゴイズム)・自己愛(ナルシシズム)・独我論(ソリプシズム) : 自己中心性の二つの解釈」, 『実存主義』vol.87, pp.65-74, 1980
- 「「他我の問題」の本質」, 『哲學』vol.72, pp.27-47, 三田哲学会, 1981
- 「〈人〉として生きる〈私〉の成り立ちについて」, 『倫理學年報』vol.31, pp.175-192, 1982
- 「感じられるものの文法とその「私秘性」」, 『哲學』vol.33, pp.213-223, 日本哲学会, 1983
- 「人と動物の差異について」, 『哲學』三田哲学会, vol.79, pp.75-95, 1984
- 「制度としての道徳規範とその拘束力の本質」, 『倫理學年報』, vol.35, pp.211-226, 1986
- 「ウィトゲンシュタインの<感覚>とクリプキの<事実> 」『理想』634, 理想社.pp.45-55.1987.
- 「ポスト道徳的文化の展望−−ニーチェ的解釈学とその帰結−−」『理想』637, 理想社.pp.94-104.1987.
- 「「私」の同一性と〈私〉の同一性」, 『科学哲学』vol.21, pp.43-55, 日本科学哲学会, 1988
- 「魂に対する態度」, 『現代思想』14(16), 青土社.pp.202-214.1988.
- 「〈魂〉に対する態度」, 『現代思想』17(3), 青土社.pp.204-214.1988.
- 「哲学の極限――ニーチェ的解釈学とその帰結」, 『倫理學年報』vol.38, pp.3-18, 1989
- 「醒めることを禁じられた夢−−「現実」の虚構性に関する考察」, 『哲学』40, 日本哲学会, pp.19-35.1990.
- 「教えることのパラドクス」, 『教員養成セミナー』, pp.207-209.時事通信社, 1990.
- 「世界宗教の外部へ」, 『〈魂〉に対する態度』, 勁草書房, pp.107-134.1991.
- 「独在性の意味――山田友幸氏の批判に答え, 入不二基義氏の所論を批判する」, 『人文科学論集』vol.26), p23-39, 信州大学人文学部, 1992
- 「見えないヨーロッパ――その原点の点描」, 『文藝』vol.32(1), pp.303-309, 河出書房新社, 1993.
- 「独在性の意味(二)大庭健氏の批判に答え, 入不二基義氏の所論を更に検討する」, 『人文科学論集』vol.27, pp.27-42, 信州大学人文学部, 1993
- 「独我論とは何か」, 『中部哲学会紀要』vol.25, pp.95−106.1993.
- 「怨恨なき復讐−−我々の時代のルサンチマン−−」, 『理想』652, 理想社, 1993.
- 「大庭健「なぜ道徳を気にしなければならないのか」の批判」, 『哲学の探求』vol.21, pp.14-25, 哲学若手研究者フォーラム, 1994
- 連載「〈子ども〉のための哲学」(1)-(12), 『本』, 講談社19(9)-20(8), 各4頁, 1994-1995.
- 「道徳の系譜 ルサンチマンとは何か――そしてまたニーチェの読み方について」, 『文藝』vol.33(4), pp.258-268, 河出書房新社, 1994.
- 「哲学への懐疑」, 『世界(この本を読もう)』, 岩波書店, pp.178-181.2000.
- 「《私》と《今》」, 『世界思想』vol.29号, pp.32-34.世界思想社, 2002.
- 巻頭言「主体は自己ではない」, 永井均編『主体概念の再検討 2002~2004年度』, 千葉大学社会文化科学研究科研究プロジェクト報告書101, 千葉大学大学院社会文化科学研究科, 2005.
- 「なぜ言語で妄想を語ることができるのか?」, 『臨床精神病理』28(3), p.207-208, 2007.
- 「現実性について」, 『精神科学』(46), 51-65, 日本大学哲学研究室.2008.
- 「自己という概念に含まれている矛盾」, 『精神科学』 (49), p.97-109, 日本大学哲学研究室.2011.
- 「語りえぬものを示す(1)野矢茂樹『語りえぬものを語る』十八章における私的言語論の批判」, 『哲学雑誌』127(799), 1-21, 有斐閣, 2012.
- 「語りえぬものを示す(2)時間を隔てた他者の可能性としての私的言語の可能性」, 『精神科学』(50), p.61-78, 日本大学哲学研究室, 2012.
英文論文
All translated by Shogo Shimizu:
- The Opening: A Philosophy of Actuality (1), Philosophia Osaka 2, 45-61, 2007.
- The Opening: A Philosophy of Actuality (2), Philosophia Osaka 3, 1-24, 2008.
- The Opening: A Philosophy of Actuality (3), Philosophia Osaka 4, 1-29, 2007.
- The Opening: A Philosophy of Actuality (4), Philosophia Osaka 5, 23-40, 2007.
- Why Isn’t Consciousness Real? (1), Philosophia OSAKA 6, 41-61, 2011.
- Why Isn’t Consciousness Real? (2), Philosophia OSAKA 7, 47-63, 2012.
- Why Isn’t Consciousness Real? (3), Philosophia OSAKA 8, 37-51, 2013.
- Why Isn’t Consciousness Real? (4), Philosophia OSAKA 9, 41-60, 2014.
翻訳
- R.ジラール「暴力と表象――神話テクストにおける」, 大原えりかとの共訳, 『現代思想』, vol.9(12), 1981.
- J.マクダウェル「規則に従うこと――ウィトゲンシュタインの見解」, 『現代思想』vol.13(14), 1985.
- J.ホワイト「レトリックと法――文化的・社会的生活の技法」, 『現代思想』vol.14(6), pp.128-147, 1986.
- M.ガードナー「なぜ私は無神論者ではないのか」, 『現代思想』vol.15(2), pp.91-107, 1987.
- J.フォーダー「心理学的説明における暗黙知への訴え」, 『現代思想』vol.17(4), pp.178-190, 1989.
- R.クラウト著「ウォルターはサンドラを本当に愛しているのか?――Love de re」, 『現代思想』vol.17(7), pp.74-91, 1989.
学会発表
- 「感情の文法」, 第41回大会研究発表要旨, 『哲學』日本哲学会, 1982.
- 「ヴィトゲンシュタインの〈感覚〉とクリプキの〈事実〉」(シンポジウム「超越論哲学と分析哲学」の報告者提題者として野家啓一、藤澤賢一郎と共に), 第38回現代哲学研究会, 1986.
- 「倫理について哲学することは可能か」, 三田哲学会例会, 1988.
- 「<私>の同一性と<人>の同一性」, PIN第36回例会, 1988.
- 「<魂>に対する態度」(シンポジウム「他者」の報告者として長井真理、引田隆也とともに), 現象学解釈学研究会, 1988.
- 「規範の基礎−−ウィトゲンシュタイン的観点から−−」(シンポジウム「規範の基礎」の報告者として笹澤豊、他数名とともに), 日本倫理学会第40回大会, 1989.
- 「醒めることを禁じられた夢―「現実」の虚構性をめぐる考察」(シンポジウム「科学・文学・哲学-虚構と真実」の報告者として野家啓一、小池澄夫とともに), 日本哲学会第49回大会, 1991.
- 「独在性の意味」(ワークショップ「私と他者」の報告者として山田友幸、入不二基義とともに), 日本科学哲学会第24回大会, 1991.
- 「独我論とは何か」(シンポジウム「他者」の報告者として、金子晴勇、竹田純郎とともに), 中部哲学会平成4年度大会, 1992.
- 「独我論における他者」(シンポジウム「他者とコミュニケーション」の報告者として、大塚和夫、北澤裕とともに), 関東社会学会第41回大会, 1993.
- 「批判と自己批判」(シンポジウム「道徳の根拠」の報告者として、大庭健、永井俊哉とともに), 第21回全国若手哲学研究者ゼミナール, 1993.
- コメント(統一課題シンポジウム「徳倫理学の現代的意義」のコメンテーターとして), 日本倫理学会第44回大会, 1993.
- 「日本倫理学会第五一回大会 シンポジウム「なぜ人を殺してはいけないか」報告」永井均・藤田正勝, 『倫理学年報』, 日本倫理学会, pp.217-231, 2001.
- 「現実性について」, 日本大学哲学会, 2007.
- 「独我論vs.言語」 (第59回日本病跡学会 シンポジウム : ウィトゲンシュタインをめぐって), 『日本病跡学雑誌』(84), p.27-35, 日本病跡学会, 2012.
エッセイ
- 「ニーチェと道徳の本質」, 『三田評論』8月号, 慶応大学, 1988.
- 「研究手帖 イエスとソクラテスの近代」, 『現代思想』vol.17(2), 1989.
- 「〈私〉の存在」, 『創文』, 創文社, 1990.
- 「教えることのパラドクス」, 『教員養成セミナー』, 時事通信出版局, 1990.
- 「書きたいテーマ, 出したい本」, 『出版ニュース』, 1993.
- 「哲学のアカデミズムとは?」, 『本』210, 講談社, 1994.
- 「ウィトゲンシュタインについて」, 映画「ウィトゲンシュタイン」パンフレット, 1994.
- 「(可能世界に関する四つの可能な質問)そうである必要はない」, 『文藝』, 河出書房新社, 1994.
- 「ウィトゲンシュタイン」, 『AERAMOOK 哲学がわかる。』, 朝日新聞社, 1995.
- 「ウィトゲンシュタインにとって哲学とは何であったか」,『週刊読書人』2069号, 読書人, 1995.
- 「ウィトゲンシュタインの魅力」, 「アエラムック:哲学がわかる」,朝日新聞社, 1995.
- 「意味盲と相貌盲」, 「大法輪」3月号, 大法輪閣, 1995.
- 「〈子ども〉のための哲学」『本』, 講談社, 1995.
- 「哲学の本を読んで、自分で哲学をしてみよう」,「ジュニア朝日年鑑」,朝日新聞社, 1997.
- 「唯一の哲学者 大森荘蔵」, 『文藝』vol.36(2), 河出書房新社, 1997.
- 「「子どものための哲学」ということ」, 『本』vol. 22(11), pp.58-60, 講談社, 1997.
- 「「外部」からの「文学」批評」,『文學界』1月号, 文藝春秋, 1998.
- 「中島義道氏的生き方について」, 『週間読書人』2270, 1999.
- 「哲学の本」, 『エスクァイア』5月号, 1999.
- 「ニーチェの語った「神の死」とは」, 『ダ・ヴィンチ』7月号, 1999.
- 「火星に行った私は私か」, 『春秋』vol.412, pp.1-4, 春秋社, 1999.
- 「往復書簡 返信 われわれはどうしてそんなに運がいいのだ?――野矢茂樹氏への答え」, 『春秋』vol.412, pp.10-11, 春秋社, 1999.
- 「著作の秘められた意図」, 『本』25(4), pp.5-7, 講談社, 2000.
- 「20世紀最後に読む1冊」, 『悠』17(5) [62], p.100, ぎょうせい, 2000.
- 「執筆ノート『 マンガは哲学する 』」, 『三田評論』, 三田評論 1025, p.98, 慶應義塾大学, 2000.
- 「ウィトゲンシュタイン 語りうるものと語りえぬものの峻別」, 『AERAMOOK 現代哲学がわかる。』, 朝日新聞社, 2002.
- 連載「ひねもすたれながす哲学」(1)-(24), 『本』第27巻10号-第29巻9号, 講談社, 2002-2004.
- 「ジーザスの日々について」, 映画パンフレット, 2001.
- 「カントと5分前世界創造説」, 『カント全集』月報, 岩波書店, 2003.
- 再録「ウィトゲンシュタイン」, 『AERAMOOK 新版 哲学がわかる。』, 朝日新聞社, 2003.
- 「哲学への懐疑」, (この本を読もう!現代を読み解くための古典ガイド– (古典ガイド編・3 人間・歴史・こころをめぐる問題群), 世界 (675), pp.178-181, 岩波書店, 2000
- 「翔太と由美の修学旅行」, 『ちくま』vol.9, 2007.
- 「純文学・純哲学」, 『文學界』, 文藝春秋, 2012.
- 「風間くんの「質問=批判」と『私・今・そして神』」, 『講談社現代新書50周年』, 講談社, 2014
- 「自己ぎりの自己とその蔓(つる)」, アンジャリ30, 親鸞仏教センター, 2015.
- 連載「哲学探究 存在と意味」, 『文學界』, 文藝春秋, 2014-2015.
- 「〈今〉と〈私〉の謎」『本』3月号, 講談社, 2017.
- 「自我、真我、無我について――「気づき(サティ、マインドフルネス)」はいかにして可能か」, 『Samgha Japan』vol.26, サンガ, 2017.
- 「存在と意味――哲学探究2」1-4, Web春秋, 2017.
辞書項目
- 「ウィトゲンシュタイン」, 土屋俊ほか編『AI事典』, 共立出版, 2003.
- 「規則」「独我論」, 『岩波哲学・思想事典』, 岩波書店, 1998.
- 「他我問題」「ルサンチマン」「私」「言語ゲーム」「私的言語」「家族的類似性」「規則に従う」「独我論」「人格の同一性」「可能世界」, 『事典・哲学の木』, 講談社, 2002.
- 「ウィトゲンシュタイン」, 『政治学事典』, 岩波書店, 2002.
座談・対談・インタビュー
- 対談「「他者」と「物語」――間主観性の実践哲学」大庭健・野家啓一・永井均, 『情況』, 情況出版, 1991.
- 対談「ニーチェ―徹底した懐疑の果てに 文庫版ニーチェ全集刊行を機に」永井均・竹田青嗣, 『週間読書人』6月21日号, 1993.
- 対談・再録「ニーチェ―徹底した懐疑の果てに」永井・竹田対談, 竹田青嗣『現代社会と「超越」』, 海鳥社, 1998.
- 対談「道徳は殺人を止められるか」永井均・小泉義之, 『文藝』vol.37(2), pp.64-81, 河出書房新社, 1998.
- 対談「対談 善く&正しく生きるとは」永井均・池田清彦, 『波』vol.32(5), pp.6-11, 1998.
- インタビュー「ドストエフスキーより, ドラえもん――著者インタビュー・永井均『マンガは哲学する』」, 『文學界』54(5), pp.266-270, 文芸春秋社, 2000.
- 対談「なぜ善いことをするのか――〈私〉の論理と「魂」の論理」永井均・池田晶子, 池田晶子『2001年哲学の旅 コンプリート・ガイドブック』, 新潮社, 2001
- 「スペシャルトーク 子どもと哲学しよう」, 『児童心理』vol.53(10), pp.938-945, 金子書房, 1999.
- 対談「師弟対談 哲学とわたくし――ことばが奇跡を起こす瞬間とは」永井均・川上未映子, 『文学界』, 文藝春秋, 2008
- 対談「『ヘヴン』をめぐる哲学対話」永井均・川上未映子, 『IN☆POCKET』, 講談社, 2009.
- 対談「アキレスとグルーの時間論」永井均・青山拓央, 青山拓央『タイムトラベルの哲学』, 講談社, 2002→文庫, 筑摩書房, 2011.
- 対談「対談1 哲学するたのしみ――永井均・中島義道」(『事典 哲学の木』刊行記念特集), 『本』27(5), 講談社, 2002.
- 番組書籍化「〈私〉という存在は, 謎に満ちている」, NHK『「爆問学問」世界が大きく開ける言葉』, 三笠書房, 2011.
- 対談「特別対談 ヴィパッサナー瞑想を哲学する」永井均・香山リカ, 『Samgha Japan』, サンガ, 2014.
- インタビュー「永井均さんに聴く:なぜ子どもの問いを持ち続けられたのか?」, 『哲楽 第6号(特集・永井哲学の道のりと広がり)』, 2014.
- Kindle本『現代哲学ラボ 第2号: 永井均の哲学の賑やかさと密やかさ』永井均・森岡正博, 哲楽編集部, 2016.
- インタビュー『哲学者に会いにゆこう』田中さをり著者代表, ナカニシヤ出版, 2016.
- Kindle本『現代哲学ラボ 第4号: 永井均の無内包の現実性とは?』永井均・森岡正博・入不二基義, 哲楽編集部, 2017.
- 講演録「哲学的な問いと考え方の特徴」『児童研究』第27号, お茶の水児童教育研究会, 2017.
書評
- ステーテン, 『ウィトゲンシュタインとデリダ』, 『週間読書人』11月23日号, 1987.
- 大澤真幸, 『行為の代数学』, 『週間読書人』3月20日号, 1989.
- 大庭健, 『はじめての分析哲学』10月29日号, 1990.
- 大森荘蔵『時間と自我』」, 『科学哲学』vol.25, pp.146-148, 日本科学哲学会, 1992
- 野矢茂樹『心と他者』」,『科学哲学』vol.28, pp.89-94 , 1995
- 香山リカ『自転車旅行主義』, 『文藝』, 河出書房新社, 1994.
- 三浦俊彦『挙行世界の存在論』, 『文藝』, 河出書房新社, 1995.
- パーフィット『理由と人格』」, 『科学哲学』vol. 32(1), 96-98, 1999 , 日本科学哲学会, 1999
- 信原幸弘『心の現代哲学』」, 『科学哲学』vol.32(1), pp.96-98, 日本科学哲学会, 2000
教科書・参考書
- 「言葉の意味はだれが決める」, 『中学校国語2』国語807, 学校図書, 2002, 平成13年度検定版. 以降再掲複数.
- 「子供の問い」, 『高校生の国語総合』, 国総038, 明治書院, 2003 , 平成14年検定版.
- 「なぜ悪いことをしても〈よい〉のか」, 『展望現代文』, 現文028, 筑摩書房, 2005, 平成16年検定版.
- 「幸福の青い鳥」, 岩間他編『ちくま評論選 高校生のための現代思想エッセンス』, 2007(改訂版2012).
新聞寄稿
- 「二〇世紀の偉人:ウィトゲンシュタイン」『朝日新聞』4月10日朝刊, 1993.
- 書評「野矢茂樹:心と他者」, 『北海道新聞』4月朝刊, 1995.
- 「哲学とは」, 『読売新聞』11月19日夕刊, 1996.
- 土曜訪問, 『東京新聞』3月11日, 2000.
- 「ニヒリズムの到来」, 『信濃毎日新聞』8月23日, 2000.
- 「今を読み解く」, 『日本経済新聞』12月10日, 2000.
- 「ウィトゲンシュタイン五〇年」, 『毎日新聞』4月, 2001.
- 「著者と語る:マンガは哲学する」, 『共同通信』3月19日, 2000.
- 連載「悩みのレッスン」, 『朝日新聞』夕刊, 2008
- 連載「哲おじさんと学くん」, 『日本経済新聞』朝刊, 2013-2014.
- 「瞑想のすすめ」, 『日本経済新聞』, 2月10日朝刊, 2013.
- 「哲学はおもしろい 自分に反論してみよう」, 『日本経済新聞』12月1日朝刊, 2013.
- 「永井さんお薦めの哲学書」, 『日本経済新聞』, 12月1日朝刊, 2013.